農業経営計画表(応援)&予定貸借対照表1+5年分 Ver.12
農業従事時間表(2年分)+経営分析Ver.22

 年号は新元号に対応(平成 →)

  農業営農(経営)計画作成の応援、将来の経営の安定度の確認に
   補助事業、借入、認定農業者の取得、収入保険の加入等の申請に必要な書類の作成に
   簡単にグラフも作成できプレゼンテーションも応援できる。
   強力な分析機能で借入金の償還計画も簡単。農業経営の決算書にもなる会計ソフト

    

  制作環境(使用環境)
     OS  :win10     Excel :2016
  このソフトはVectorにてシアレジでダウンロードできます。 Ver.12+ver.22で公開  (Vectorに登録 済)

  かなりの時間を尽くして使いやすいように作成しましたのでよろしくお願いします。
   下記のサンプルのように表(pdf)が作成できます。
   価格2,000円(消費税その他手数料別)

 著作について
 このExcelプログラムはMIMソフト工房に著作権があります
   ライセンスキー付きで 配布などはしないでください

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  制作基準

  制作について
   最近農業経営において国県町からの助成金、認定農業者、借入金、新たに出来た収入保険等の申請で
   沢山の書類を要求されるようになり、どうしてもパソコンでの作成が要求されるようになって来ました。
   この中で経営収支計画表、農業労働時間表等の提出もあります。
   そこで速やかに作成するため、Excelによる1年目の実績を基に5年間の計画作成を応援する表を作りました。

     農業の問題である気象の変動による災害で不作となり収入の不安定な面を考慮しながら計画も立て
   られます。そのための威力を発揮する自動で作成する借入金の償還財源算出表と借入金台帳等もあります。

   一般的に使用される表計算ソフトExcelの簡単な基礎で、出来るだけ簡単に記入できるように作成
   この表は簿記ソフトで作成された数値(青色申告書の決算書)を入力し将来5年間の予定を立てるた
   めの表です。最終的には予定貸借対照表で確認取れるようにいたします。
       本年の部門の詳細に関してもあくまでも税務署青色申告書および簿記ソフトからの数値の記入とな
   りますので、簿記ソフトにおいて、部門別の数値を出してください。
   よってこれは一般的な簿記ソフトというかそれを基にして計画と分析を行う会計ソフトです。
   なお、減価償却費、育成費用などは青色申告の決算書のように作成します。

     あまり借入金台帳らしきものは簿記ソフトや青色決算書にもないようですが、最も重要な台帳であ
   ります。
   借入金の償還財源を自動作成し将来の経営の安定度を確かめるために重要な表となります。
  日本政策金融公庫の資金借り入れにも要求される書類に貢献できます。
   計画作成だけでもなく実績を記入すると農業経営実績書としての威力を発揮します。
   Ver22で強力な経営分析を追加しました。面倒なグラフ作成も自動になっています。

      

  28)サンプルデータの考え方

償還財源算出表では財源不足の場合、赤字が表示されますが、今回は借入金を入れた時の計算した結果が表示されています

(注意)  このサンプルはこのソフト(アプリ)の動きを確認するためにいろいろなところにいろいろな数字が入れてあります。よって、矛盾点も多々あると思いますが、所得と、借入金、償還財源算出表、予定貸借対照表について数値の結果を見ての営農の見どころです。
H29年にマニュアスプレッダーを購入することにした。資金は借入金を充てる。 27年の実績は、所得が362,000円で今年の償還額に足らない事が償還財源算出表からわかる。 でも所得では(-)と出ていないので所得だけ見ていても分からない。そこで母より250,000円を借り受けて 支払い27年は終わる。 その結果が貸借対照表の長期借入金が減り、短期が増えていることで解る。
借入金は所得とは関係なく動くので所得があっても将来借入金が無理なく返せるのか借入金台帳と 償還財源算出表を確認しながら計画を立てねばならない。
さて、その後28年度ではどうだろう。27年と変わらない程度の所得(353,000円)ですが建物が終わり金銭的には 余裕が出来、借入金の償還も短期も含めて支払が出来た。
29年度は収入も増えてマニュアスプレッダーを新規に購入したが、200,000円程足りないことが償還財源算出表で解る。 この場合も所得が1,140,000円もあるので足らないとは考えにくいのだが。 これも母に頼んで借り受けて乗り切る。全く、この表がないと分からない。
30年度は売上収入がさらに増えて所得も164,000円となり、順調だ。
ところで災害というものが突如やってくるものだ。正月明けの大雪、春先から梅雨入りにかけての大風、夏の 干ばつ、秋の台風、長雨大雨などだ。 そこで新元号1年度は台風によって売り上げ収入が1,000,000円下がった。
所得は622,000円で乗り切れると思いきや、償還金が210,000円足らないと償還財源算出表が示している。 それで今度は父から借り受けることにした。 これもこの表がないと分からない。農協からの催促で気が付くものです。早いうちの用意しなければいけない。
G2年度は収入が戻り所得も上がり償還金も長期短期とも返済しても464,000円の現金が残った。
以上でサンプルのデータが作られているが、収入の全体と支出の全体が見えないとこう上手くはいかないと 思います。特に、家計費に対して甘い感覚があると思わず使いすぎてしまうものです。そこで、農業経営 ストラック図では、家計費が入っている事業主貸を純家計費と純家計費外に分けて表示してあります。
純家計費がどの程度の余裕があるのかわかります。 当然、純家計費を増やすと経済余裕金が圧迫を受けてしまいます。 このように、所得の金額から差し引くべき必要な償還金に注意しながら、そして家計費も考えながらの計画が立て られます。
借入金に関しては経営収支計画表には出ません。そこで必ず借入金台帳に書き込みます。営農だけでなく家計的 借入も、すべて書き込めば安心して管理できます。 借入金も含めて最後に予定貸借対照表が作られます。この表が営農経営の全体を示しています。元入金が減る 経営はだんだんと自分の首をしめると思ってください。
部門別生産計算書では部門ごとにそして単位当たりの金額が出ます。県の指標とか国の指標などで比べることが 出来ます。また法人経営をされている農園では農企業利潤も考慮する指標となります。 損益分岐点分析でシミュレーションをしてもよいでしょう。またそれぞれのグラフも視覚的によく理解できると思います。
農業従事時間もきちんと計画を立て実際に無理なく作業が出来るのか、出来ない場合の雇人を確保についても 計画が立てられます。最近は労働時間の管理にうるさくなってきています。月間の目標最高限度労働時間を決めて これを超えないように計画出来るように家族個人の月間労働時間表もあります。
将来に輝きある農業営農計画が立てられるように応援します。)

  • Excelの入力画面(部門別農産物収入金試算表)

    入力する場所(セル)はすべて薄青の色がついています
    色のない白のセルはすべて計算式で自動で数値が入りまた保護されてます。
    画面上に黄色の注意書きがあります。取り扱い説明書とともにお読みください。